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J-GLOBAL ID:201002203006262563   整理番号:10A0037445

ナイロン6を主成分とする三成分ナノコンポジットの衝撃破壊挙動

Impact fracture behaviour of nylon 6-based ternary nanocomposites
著者 (10件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 67-75  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: W0437B  ISSN: 1359-8368  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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溶融混練で作成するナイロン6/有機粘土ナノコンポジットに靱性強化剤として無水マレイン酸グラフト化ポリエチレン-オクテンエラストマ(POE-g-MA)を添加して,剛性/強度の向上と破壊靱性の向上を達成した。機械的試験の結果,この三成分ナノコンポジットはいずれのPOE-g-MA添加量においても,ナイロン6/POE-g-MA二成分ブレンドよりも剛性が高かった。さらに重要なことに,ナイロン6/POE-g-MAブレンドの脆性-延性遷移は本報で扱った組成範囲内の有機粘土添加によっては変化を受けなかった。TEM解析の結果,有機粘土層とエラストマ粒子は別々にナイロン6マトリックス中に分散していた。二成分ナノコンポジットでは,亀裂先端周辺で顕著な塑性変形は観察されなかった。三成分ナノコンポジットではマトリックス中の有機粘土の存在がポリマへの最大の強化作用を与え,一方,有機粘土がエラストマ粒子中に存在しないことで粒子キャビテーションとこれに続くマトリックスせん断降伏による破壊靱性の向上が促進されることが分かった。部分剥離した粘土層は剥離して,ナノコンポジットの靱性に寄与することが明らかになった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ゴム・プラスチック材料  ,  機械的性質 
物質索引 (1件):
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