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J-GLOBAL ID：201002203090613422   整理番号：10A0111821

Tailbiting BIPを用いたWiMAX用ターボデコーダ

A WiMAX Turbo Decoder with Tailbiting BIP Architecture

著者 (5件)： 新井宏明 (東北大 大学院工学研究科) ,  宮本直人 (東北大 未来科学技術共同研究セ) ,  小谷光司 (東北大 大学院工学研究科) ,  藤澤久典 (富士通研) ,  伊藤隆司 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 317(CPM2009 134-146)  ページ： 13-18  発行年： 2009年11月25日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,WiMAX用ターボデコーダにおける高スループットと高いエネルギー効率を得るための方法としてTailbiting block-interleave pipelining(BIP)を提案する。従来のSliding Window(SW)方式のターボデコーダではウォームアップ処理に多大なエネルギーと時間を要し,またパイプラインを深くするとメモリ面積が大きくなるという問題があった。そこで本研究ではSWを用いる代わりにTailbiting方式を用いた。その結果,ウォームアップ計算を50%以上減らすことができ,メモリサイズもパイプライン段数によらず一定にすることができた。今回の試作では0.18μmのテクノロジーを用いてパイプライン段数が4段のTailbiting BIP方式のWiMAX用ターボデコーダを作成した。面積は2.4mm²となり最大周波数は99MHzとなった。スループットは45Mbps/iterで3.11nJ/b/iterのエネルギー効率となった。(著者抄録)

シソーラス用語： *マイクロ波通信 ,  *復号器 ,  *誤り訂正符号 ,  エネルギー効率 ,  スループット ,  事後確率 ,  誤り訂正 ,  *パイプライン処理 ,  誤り率 ,  最尤法 ,  インタリービング
準シソーラス用語： WiMAX ,  ターボデコーダ ,  ターボ符号 ,  MAP ,  BER【誤り率】

分類 (2件)： 符号理論  (ND02030R) ,  マイクロ波・ミリ波通信  (ND08020W)

タイトルに関連する用語 (3件)： BiP ,  WiMAX ,  ターボデコーダ