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J-GLOBAL ID：201002203362721068   整理番号：10A0897780

缶入り飲料製品における低濃度のビスフェノールAの起源

Sources of Low Concentrations of Bisphenol A in Canned Beverage Products

著者 (3件)： CAO Xu-Liang (Food Res. Div., Health Canada, Ontario, CAN) ,  CORRIVEAU Jeannette (Food Res. Div., Health Canada, Ontario, CAN) ,  POPOVIC Svetlana (Food Res. Div., Health Canada, Ontario, CAN)
資料名： Journal of Food Protection  (Journal of Food Protection)
巻： 73  号： 8  ページ： 1548-1551  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： E0048A  ISSN： 0362-028X  CODEN： JFPRDR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究において,缶入り飲料製品における低濃度のビスフェノールA(BPA)は,原料または缶内部のコーティング剤に由来するかどうかについて試験した。38の飲料(22清涼飲料及び16ビール:缶入り及びプラスチックボトル入り)を採集し,GC-MSにより定量した。缶入り清涼飲料及びビールのBPAは低濃度存在することを示した。一方,プラスチック容器及び瓶詰飲料にBPAは存在せず,また対応する缶入り飲料においてBPAは存在し,缶コーティング剤からの溶出が缶入り飲料におけるBPAの起源であることを示唆した(最大0.054μg/L)。しかしながら,室温または室温未満の温度での缶コーティング剤から清涼飲料及びビールへのBPAの移動は無視できるレベルであった。ビール製品の試料マトリックスによるBPA分析の干渉により,MS検出はさなざまな汚染物に対する食品の分析に必須であることを示唆した。

シソーラス用語： *缶詰食品 ,  清涼飲料 ,  ビール ,  *フェノール類 ,  *食品汚染 ,  定量分析 ,  GC-MS分析 ,  検出限界 ,  塗工剤 ,  溶出
準シソーラス用語： *缶入り飲料

分類 (3件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  果実飲料,加工飲料  (FJ06020S) ,  ビール  (FK04022P)

物質索引 (1件)： ビスフェノールA

タイトルに関連する用語 (4件)： 缶入り飲料 ,  低濃度 ,  ビスフェノールA ,  起源