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J-GLOBAL ID：201002204612704080   整理番号：10A0779486

染色加工の新たな展開 オゾンマイクロバブルによる綿繊維の新規漂白法

著者 (3件)： 小林孝行 (愛知県産技研 三河繊維技セ) ,  浅野春香 (愛知県産技研 三河繊維技セ) ,  山本周治 (愛知県産技研 尾張繊維技セ)
資料名： 繊維機械学会誌  (月刊せんい)
巻： 63  号： 7  ページ： 373-377  発行年： 2010年07月25日 
JST資料番号： F0200A  ISSN： 0371-0580  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マイクロバブルと酸化力の高いオゾンガスを組み合わせることにより,綿糸や綿織物,ニットの効率的かつ環境低負荷型漂白技術の開発を試みた。マイクロバブル気泡径の測定,マイクロバブル発生器による水へのオゾン溶解力,漂白処理条件による綿織物の白色度への影響,オゾンマイクロバブル処理布の引張強度変化および染色性への影響について研究した。その結果,オゾンマイクロバブル処理により,過酸化水素漂白と同様の白色度を達成した。ただし,精練処理は必要であることが分かった。35°C以下の低温で漂白可能であった。オゾンマイクロバブル処理で強度低下は起こるが,適正処理時間であれば問題ないことが分かった。染色性に関しては,従来の過酸化水素漂白と比べ,違いは見られなかった。などが分かった。

シソーラス用語： オゾン ,  *気泡 ,  *オゾン漂白 ,  *綿 ,  綿布 ,  綿糸 ,  引張強さ ,  染色性 ,  白色度 ,  *マイクロバブル ,  綿繊維 ,  再生器 ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： オゾンガス ,  発生器 ,  ニット

分類 (1件)： 仕上げ  (YM06030F)

引用文献 (2件)：

• 大成博文. 化学工学. 2007, 71, 3, 154-159
• 氷室昭三. 化学工学. 2007, 71, 3, 165-169

タイトルに関連する用語 (6件)： 染色加工 ,  展開 ,  オゾン ,  マイクロバブル ,  綿繊維 ,  漂白法