文献
J-GLOBAL ID:201002204719894337   整理番号:10A0727054

フリーソフトによるデータ解析・マイニング 第84回 空間の統計学(12):ベイズ空間計量経済学 4)

著者 (1件):
資料名:
号: 196  ページ: 46-51  発行年: 2010年07月10日 
JST資料番号: L5366A  ISSN: 1343-5647  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本論文では,リスクを空間的に評価する場合に利用される空間計量経済学的手法を,フリーソフトウェアRを用いて解説した。まず,『統計で見る市区町村のすがた2009』のデータを利用し,交通事故発生数に関する相対リスクをポアソン・ガンマモデルを用いてベイズ推定する方法を説明した。DClusterパッケージのempbaysmooth()関数を用いると経験ベイズ推定が行えるが,推定結果が事前情報の与え方に強く影響を受けるのでそれを取り除ける階層ベイズ法による推定方法を示した。次に,カウント・データとして空間的に集計され,モデル化されるリスク・イベントについての一般化線形回帰モデルのベイズ推定手法として,1)ポアソン回帰モデル,2)負の二項分布モデル,3)Zero-inflated Poisson modelの使い方を紹介した。特に,2)では過分散が生じる場合にデータの分布に負の二項分布を仮定したモデルであり,glm()関数に引数family=negative.binomialを用いて推定する。また,3)はゼロに対する過分散を扱うためにイベントの発生数y=0とy>0の場合に異なるモデルを仮定し,psclパッケージのzeroinfl()関数を用いて推定することを説明した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
産業経済  ,  人工知能  ,  システム・制御理論一般 
引用文献 (4件):
  • 金 明哲 (2007): Rとカテゴリカルデータのモデリング: ESTRELA: 統計情報研究開発センター, No.160, pp. 58-63.
  • 総務省統計局 (2009): 統計で見る市区町村のすがた2009 (http://www.stat.go.jp/data/ssds/5b.htm).
  • Bivand, R. S. et al.(2008): Applied Spatial Data Analysis with R: Springer.
  • Ntzoufras, I.(2009): Bayesian Modeling Using WinBUGS: Wiley.
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る