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J-GLOBAL ID:201002204723745818   整理番号:10A1070181

胚ゲノム活性化前のヒト胚の非侵襲的画像化で胚盤胞期への発生を予測する

Non-invasive imaging of human embryos before embryonic genome activation predicts development to the blastocyst stage
著者 (7件):
資料名:
巻: 28  号: 10  ページ: 1115-1121  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,微速度撮影画像解析と遺伝子発現プロファイル解析との相互関係を示す着床前のヒト胚の発生に関する研究成果を紹介する。体外受精(IVF)で得られた多数の受精卵を対象に,受精後2日目まで,胚ゲノム活性化(EGA)に先立って非侵襲的画像化の3つの動的パラメーターを測定することで,胚盤胞期への進行の有無が,93%を超える感度および特異度で予測可能であることを明らかにした。各パラメーターは,自動画像解析で確実に追跡可能であり,周到に調整された一連の予測可能な事象に続いて発生が進行することが確認された。また表現型の画像化が,胚および各割球の分子プログラムを反映することがわかった。一細胞遺伝子発現解析からは,割球が細胞自律的に発生し,一部の細胞がEGAに進む一方で別の細胞が発生を停止することが明らかにされた。今回の研究は,ヒトの胚発生の成否がEGAの前にほぼ決定づけられていることを示している。我々の方法およびアルゴリズムは,生殖補助医療に使用可能な胚の早期識別法となる可能性がある。Copyright Nature Publishing Group 2010
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分類 (5件):
分類
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細胞分裂・増殖  ,  発生と分化  ,  臨床診断学  ,  婦人科・産科の診断  ,  生体の顕微鏡観察法 

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