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J-GLOBAL ID:201002204844771972   整理番号:10A0435674

酵母における短鎖アシル残基を含むホスファチジルエタノールアミンの導入及び再構成

Incorporation and remodeling of phosphatidylethanolamine containing short acyl residues in yeast
著者 (5件):
資料名:
巻: 1801  号:ページ: 635-645  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ホスファチジルエタノールアミン(PE)は酵母Saccharomyces cerevisiaeの必須リン脂質の1つである。PE合成が抑制される時,内因性PE合成の制御可能な酵母株はデカノイル残基(diC10PE)含有PEの存在において増殖することが示されている。この研究において,酵母におけるdiC10PEの運命,すなわちそれの取込及び再構成を研究した。Lem3p/Ros3pまたはP型ATPアーゼのDnf1p及びDnf2pをコードする遺伝子の欠失は,diC10PE含有培地でのこれらの変異株の増殖を障害し,diC10PEの取込におけるこれらの蛋白質の関与を示唆した。エレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析による重水素標識diC10PEの代謝の分析により,それはC16またはC18アシル残基を含有する重水素標識PEに急速に変換されることを明らかにした。また,デカン酸及びアシル残基としてC16またはC18脂肪酸を含むおそらく中間体PEを検出した。それに加えて,diC10PEの存在下の増殖時にかなりの量のデカン酸を培養培地に遊離した。これらの結果は,diC10PEが長鎖アシル残基によりPEに再構成され,膜成分として利用されることを意味した。リゾリン脂質のsn-2位へのアシル転位が可能な産物ALE1及びSLC1の欠失変異体におけるdiC10PE再構成の欠陥から,diC10PEの再構成反応でのリゾホスファチジルエタノールアミンのsn-2位へのアシル残基の導入におけるこれらの関与を示唆した。これらの結果から,酵母におけるPEアシル残基の生理学的鎖長を維持するメカニズムの存在を示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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代謝と栄養  ,  脂質一般 
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