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J-GLOBAL ID:201002204986813052   整理番号:10A0860675

哺乳類DNAポリメラーゼβによるフルオロホア標識ヌクレオチドの逐次挿入

Consecutive incorporation of fluorophore-labeled nucleotides by mammalian DNA polymerase β
著者 (10件):
資料名:
巻: 405  号:ページ: 160-167  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: H0177B  ISSN: 0003-2697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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種々のフルオロホア標識ヌクレオチドを逐次挿入する,哺乳類ポリメラーゼについて調べた。中温条件下で,ラットDNAポリメラーゼβ(polβ)が,4種類の細菌ポリメラーゼ,Sequenase Version2.0,VentR(exo-),DNAポリメラーゼIIIα及びKlenowフラグメントと哺乳類ポリメラーゼDNAポリメラーゼα及びヒトDNAポリメラーゼδより広範囲にフルオロホア標識ヌクレオチドを連続挿入することが分かった。さらに,ラットpolβによる合成の際の,標識ヌクレオチドの正しいまたはミスマッチ挿入の動力学を調べた。動力学パラメーターKmとkcatを測定して,以下の評価に用いた。1)無標識ヌクレオチドと比較した標識ヌクレオチド正しい対挿入の識別,2)標識または無標識ヌクレオチド存在下のミスマッチ対ヌクレオチド組み合わせ全てに関する忠実度。また,ラットpolβの末端デオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ活性に及ぼすフルオロホア標識ヌクレオチドの効果を調べた。polβが種々のフルオロホア標識dNTPを連続的に挿入できることを初めて実証した。これらの知見は,polβがDNAプローブの高密度標識と高速ゲノム分析の単分子シーケンシングに有用なことを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分子遺伝学一般  ,  酵素の応用関連 

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