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J-GLOBAL ID:201002205076358005   整理番号:10A1160707

細菌のNa+を移動させるフェレドキシン:NAD+オキシドレダクターゼ

Bacterial Na+-translocating ferredoxin: NAD+ oxidoreductase
著者 (2件):
資料名:
巻: 107  号: 42  ページ: 18138-18142  発行年: 2010年10月19日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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嫌気性酢酸生成細菌,Acetobacterium woodiiは電子受容体としてコーヒー酸を利用し,Na+を原動力とした,嫌気性呼吸(コーヒー酸呼吸)を行っている。この呼吸経路の膜結合反応で唯一同定されているのは,フェレドキシンーNAD+オキシドレダクターゼ(Fno)活性のみである。本研究で,A.woodiiの反転膜小胞で,還元化フェレドキシンからNAD+への電子伝達と,外部から小胞の内腔へのNa+の輸送とが共役していることを見出した。Na+輸送は起電性であり,蓄積がナトリウムイオノフォアによって阻害され,プロトノフォアには阻害されなかった。この結果はFno活性がNa+輸送に直接カップリングしていることを示している。阻害剤研究の結果は,Na+移動にカップリングしているFno活性がRnf複合体(多くの細菌といく種類かの古細菌ゲノムにコードされている膜結合型で,鉄-硫黄とフラビン含有電子伝達複合体)によって触媒されるという仮説と一致している。Fnoは初期のNa+ポンプのユニークな型であり,生命をサポートすることで知られている酸化還元レンジを拡大するエネルギー維持の初期進化メカニズムを示している。さらにそれは多くの嫌気性細菌のライフスタイルを説明しており,多くの好気性細菌で使用されている還元剤としてNADH+H+で,フェレドキシンの吸エルゴン還元へのエネルギー的推進力の謎の機構面での説明となる。
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分類 (2件):
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代謝と栄養  ,  生体エネルギー論一般 
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