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J-GLOBAL ID:201002205150644430   整理番号:10A0770644

転換畑における黒ダイズの連作にともなう収量および土壌の化学性の変化

Influence of Continuous Cropping on Yield of Black Soybean (Glycine max Merr. cv. Shintanbaguro) and Chemical Properties of Soils in the Field Converted from Paddy
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巻: 79  号:ページ: 268-274 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0811A  ISSN: 0011-1848  CODEN: NISAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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京都府の黒ダイズ産地で見られる収量低下現象の原因究明の一環として,灰色低地土転換畑において黒ダイズを連作した場合の生育,収量への影響および土壌の化学性の変化を調べ,以下の結果を得た.1)粗子実重は3作目まで増加したが,4作目から徐々に減少した.2)着莢数は3作目まで増加したが,4作目以降は横ばいで推移した.3)粒径が10 mmを超える子実の重量が粗子実重に占める割合(子実2 L率)は1作目から3作目まではほぼ同程度であったが,4作目から急激に低下した.4)開花期における根粒着生量は4作目から著しく減少した.5)土壌の化学性について,全窒素,全炭素および陽イオン交換容量を調べたところ,連作にともなうこれらの特性の低下は認められなかった.また,2作目から牛糞バーク堆肥を10アール当たり3 t施用する区を設けたところ,連作圃場における根粒着生量の減少程度は緩和されたが,収量および子実2 L率に対する施用効果はみられなかった.これらのことから黒ダイズを連作すると,生育量に大きな変化は認められないが,4作目からは子実が小粒化して収量が低下することが示され,これは主に4作目からの著しい根粒着生量の減少にともなう固定窒素の供給量の低下によるものである可能性が示唆された.(著者抄録)
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