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J-GLOBAL ID：201002205297944189   整理番号：10A0925794

Legionellaのエフェクタータンパク質DrrAは膜輸送調節因子Rab1bをAMP化する

The Legionella Effector Protein DrrA AMPylates the Membrane Traffic Regulator Rab1b

著者 (6件)： MUELLER Matthias P. (Max Planck Inst. Molecular Physiology, Dortmund, DEU) ,  PETERS Heide (Max Planck Inst. Molecular Physiology, Dortmund, DEU) ,  BLUEMER Julia (Max Planck Inst. Molecular Physiology, Dortmund, DEU) ,  BLANKENFELDT Wulf (Max Planck Inst. Molecular Physiology, Dortmund, DEU) ,  GOODY Roger S. (Max Planck Inst. Molecular Physiology, Dortmund, DEU) ,  ITZEN Aymelt (Max Planck Inst. Molecular Physiology, Dortmund, DEU)
資料名： Science  (Science)
巻： 329  号： 5994  ページ： 946-949  発行年： 2010年08月20日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Legionella pneumophilaのDrrAは感染細胞のレジオネラ含有液胞にグアノシントリホスファターゼ(GTPase)Rab1を動員し,細胞内小胞輸送に影響を及ぼすことが知られている。本研究では,DrrAがRab1を活性化する機構について検討した。DrrAはRab1活性化のための特異的なグアニンヌクレオチド交換活性を有し,Rab1のグアノシン三リン酸(GTP)とグアノシン二リン酸を交換することが分かった。DrrAはRab1bのスイッチIIをアデノシン一リン酸(AMP)化し,77番目のチロシンが翻訳後に共有結合修飾されることが明らかになった。以上より,Rab1がDrrAによりAMP化されるとGTPase活性化タンパク質の接近が制限され,Rab1bが構成性に活性化されることが示された。

シソーラス用語： Legionella pneumophila ,  *タンパク質 ,  GTP結合タンパク質 ,  液胞 ,  翻訳後修飾 ,  酵素活性化 ,  GTPアーゼ ,  小胞輸送 ,  *グアニンヌクレオチド交換因子 ,  微生物
準シソーラス用語： AMP化 ,  *DrrA蛋白質 ,  Rab1b蛋白質

分類 (2件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (6件)： Legionella ,  エフェクター ,  タンパク質 ,  膜輸送 ,  調節因子 ,  AMP