文献
J-GLOBAL ID:201002205534243956   整理番号:10A0727052

平成22年国勢調査 東京圏における都心と郊外の出生力変化-地域メッシュ統計を活用した人口構造分析-

著者 (1件):
資料名:
号: 196  ページ: 19-24  発行年: 2010年07月10日 
JST資料番号: L5366A  ISSN: 1343-5647  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
東京都は2009年現在,最も合計出生率が低いが自然増加率がプラスの値を保っているように,地域別の出生力には人口構造が影響する。本論文では,国勢調査による地域メッシュ統計を利用し,メッシュごとの人口変化を自然増減・社会増減に分解して推定した。具体的には,都心から60km圏を対象として1980~2005年を5年ごとに区切り,10km圏ごとの自然増減率・社会増減率の変化を示し,一貫して都市に近いほど自然増減率が低くなっていることを明らかにした。距離帯別の老年人口割合から死亡数の増加が都市付近で相対的に緩やかであったとは考えられず,出生率の減少が抑えられたと推察される。一方,合計出生率の推移から都市部での出生率の回復は認められない。そこで,出生構造比を算出して都心に近い距離帯が出生に有利な人口構造となる傾向が近年強まり,再生産年齢人口の移動パターンが自然増減率に大きく影響することを明らかにした。このように小地域統計は距離に関係する精緻な空間分析に有効であり,境域を自由に設定できるのでマクロ的な分析にも利用できる利点を示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
都市計画の調査分析,分析手法  ,  システム・制御理論一般 
引用文献 (4件):

前のページに戻る