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J-GLOBAL ID：201002205581362963   整理番号：10A0845524

物理環境による河川環境診断(II)-河川生物群集による診断結果の検証-

著者 (11件)： 樋村正雄 (いであ) ,  西浩司 (いであ) ,  中村太士 (北大 大学院農学研究院) ,  川口究 (リバーフロント整備セ) ,  鳥居高明 (いであ) ,  竹内洋子 (いであ) ,  西川正敏 (いであ) ,  五道仁実 (国土交通省 河川局) ,  楯慎一郎 (いであ) ,  黒崎靖介 (日本工営) ,  村上まり恵
資料名： 応用生態工学  (Ecology and Civil Engineering)
巻： 13  号： 1  ページ： 9-23  発行年： 2010年07月30日 
JST資料番号： L3837A  ISSN： 1344-3755  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多自然型川づくりを推進するにあたって河川環境の現状を診断・評価することが必要である。このために物理環境の計測データを用いる方法として,RHS(河川生息場所評価)法が知られている。ここでは標津川中流域において生物調査を行い,RHSの改良法であるRHS-Mを用いてDDR(リファレンスとの乖離度)を測定しこれによって河川環境の評価を行った。実際の河川生物の生息状況から検証した結果,DDRによる診断結果が生物の出現状況や群集組成と概ね対応しており,河川の環境診断にDDRが指標として有用であることを確認できた。

シソーラス用語： *河川環境 ,  生息環境 ,  生息場所 ,  *水生生物 ,  診断 ,  評価基準 ,  生息分布 ,  生態学 ,  ポピュレーションダイナミックス
準シソーラス用語： 群集構造

分類 (1件)： 動物生態学一般  (EE03010W)

引用文献 (45件)：

• Armin P. (2001) The Swiss Modular Concept: a basis for the assessment of streams. EAWAG News 51e: 7-9.
• Barbour M. T., Gerritsen J., Snyder B. D., Stribling J. B. (1999) Rapid Bioassessment Protocols for Use in Streams and Wadeable Rivers: Periphyton, Benthic Macroinvertebrates, and Fish, Second Edition. US Environmental Protection Agency, Washington, DC. 841-B-99-002.
• Braun-Blanquet J. B. (1964) Pflanzensoziologie, 3 Aufl. Springer, Wien.
• Chapman D. W. & Knudsen E. (1980) Channelization and livestock impacts on salmonid habitat and biomass in western Washington. Transactions of the American Fisheries Society 109: 357-363.
• Davies N. M., Norris R. H. & Thoms M. C. (2000) Prediction and assessment of local stream habitat features using largescale catchment characteristics. Freshwater Biology 45: 343-369.

タイトルに関連する用語 (7件)： 物理環境 ,  河川環境 ,  診断 ,  河川 ,  生物群集 ,  診断結果 ,  検証