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J-GLOBAL ID:201002205657680757   整理番号:10A0216982

ヒト疾患におけるMAPKシグナル伝達経路の病理学的役割

Pathological roles of MAPK signaling pathways in human diseases
著者 (2件):
資料名:
巻: 1802  号:ページ: 396-405  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)の哺乳類ファミリーは,MAPKキナーゼキナーゼ(MAP3K),MAPKキナーゼ(MAP2K)およびMAPKという少なくとも3成分からなるそれぞれのシグナル伝達経路を備えている,細胞外シグナル制御キナーゼ(ERK),p38およびc-Junアミノ末端キナーゼ(JNK)を包括している。MAPK経路は,多様な細胞外刺激やペプチド成長因子,サイトカイン,ホルモンおよび酸化ストレスや小胞体ストレスのような種々の細胞性ストレッサーを含む細胞内刺激で活性化する。これらのシグナル伝達経路は増殖,分化,生存および死を含む様々な細胞活性を調節する。MAPKシグナル伝達経路の厳重な制御からの逸脱は,Alzheimer病(AD),Parkinson病(PD),筋萎縮性側索硬化症(ALS)および様々な型の癌を含む多くのヒト疾患の発生に関係している。ERKシグナル伝達経路が癌細胞の増殖,遊走および浸潤を含む腫瘍形成のいくつかの段階で主要な役割を果たすのに対し,JNKあるいはp38シグナル伝達経路の持続的活性化はAD,PDおよびALSでの神経アポトーシスを仲介することが示唆された。この総説では,癌と,AD,PDおよびALSを含む神経変性疾患に焦点を当て,ヒト疾患におけるMAPKシグナル伝達経路の役割に関する最近の知見を要約した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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細胞生理一般  ,  発癌機序・因子  ,  神経系の疾患 
タイトルに関連する用語 (5件):
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