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J-GLOBAL ID:201002205813688453   整理番号:10A0764498

ホスファターゼ処理あり/なしの多重反応モニタリングを用いるリン酸化化学量論を決定するためのアッセイの開発:乳癌シグナリング経路への適用

Assay Development for the Determination of Phosphorylation Stoichiometry Using Multiple Reaction Monitoring Methods with and without Phosphatase Treatment: Application to Breast Cancer Signaling Pathways
著者 (3件):
資料名:
巻: 82  号: 13  ページ: 5610-5620  発行年: 2010年07月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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複合生体試料中のリン酸化化学量論を決定するため,ホスファターゼベースホスホペプチド定量(PPQ)法を開発した。この方法は酵素脱リン酸化及び安定同位体標識標準ペプチドを用いた多重反応モニタリング(MRM)-質量分析によってペプチドを同定し,定量するもので,非りん酸化安定同位体標識標準1種のみとホスファターゼ処理及び非処理試料各1つについての被検質2種におけるリン酸化率を決定するとともに,りん酸化乳癌バイオマーカーERα及びHER2のリン酸化の検出,定量並びにリン酸化RAF及びERK1の研究にも適用した。複合蛋白質分解物を添加した合成ペプチドを用いることで,ここに示したPPQ-MRM法が特定ペプチドにおける全リン酸化化学量論,ペプチド及びホスホペプチドの絶対存在量を正確に決定できることが分かった。ERα含有試料を分析した結果から,PPQ-MRM法によって細胞系由来蛋白質中のリン酸化化学量論を決定することができ,リン酸化及び全蛋白質含量についての結果は,直接MRM法によるものと良い一致を示した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
置換反応  ,  質量分析  ,  腫ようの診断 

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