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J-GLOBAL ID：201002205932978125   整理番号：10A0296062

2008年岩手・宮城内陸地震に伴う地表地震断層-震源過程および活断層評価への示唆-

Surface Rupture Associated with the 2008 Iwate-Miyagi Nairiku, Japan, Earthquake and its Implications to the Rupture Process and Evaluation of Active Faults

著者 (7件)： 遠田晋次 (産業技術総合研 活断層研究セ) ,  丸山正 (産業技術総合研 活断層研究セ) ,  吉見雅行 (産業技術総合研 活断層研究セ) ,  金田平太郎 (産業技術総合研 活断層研究セ) ,  粟田泰夫 (産業技術総合研 活断層研究セ) ,  吉岡敏和 (産業技術総合研 活断層研究セ) ,  安藤亮輔 (産業技術総合研 活断層研究セ)
資料名： 地震  (地震第2輯)
巻： 62  号： 4  ページ： 153-178  発行年： 2010年03月15日 
JST資料番号： G0931A  ISSN： 0037-1114  CODEN： JISHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 余震域周辺に分布する活断層及び地質断層沿いを中心に調査した。その結果,おおよそ余震域東縁に沿って北北東~南南西走向に,約20kmにわたって断続的に地震断層が分布していることを確認した。ここでは,これらの地震断層の詳細を述べるとともに,震源及び測地データにより推定される震源断層との関係を考察した。更に,岩手・宮城内陸地震に伴う地震断層が過去に繰り返し活動してきた「活断層」であったかどうかについて議論した。

シソーラス用語： 活断層 ,  *大地震 ,  地域 ,  *地震断層 ,  余震
準シソーラス用語： 活断層評価 ,  *岩手・宮城内陸地震 ,  *震源過程 ,  余震域

分類 (1件)： 地質構造・テクトニクス  (DE04030Y)

引用文献 (55件)：

• 安藤亮輔. 2008年岩手・宮城内陸地震と内陸活断層の物理モデル. 活断層研究センターニュース. 2009, 2, 3月号, 1-4
• ASANO, K. Kinematic source rupture process of the 2008 Iwate-Miyagi Nairiku earthquake, a M_x 6.9 thrust earthquake in northeast Japan, using strong motion data. EOS Trans. Am. Geophys. Union. 2008, 89, 53
• 粟田泰夫. 兵庫県南部地震に伴って淡路島北西岸に出現した地震断層. 地震2. 1996, 49, 113-124
• 防災科学技術研究所. 平成20年 (2008年) 岩手・宮城内陸地震, 防災科研 F-net および Hi-net による主な地震のメカニズム解. http://www.hinet.bosai.go.jp/topics/iwate-miyagi080614/. 2008
• 土井宣夫. 2008年岩手・宮城内陸地震の地震断層-震源域東側の複数の地震断層列と西側栗駒山の断層群-. http://www.cande.iwate-u.ac.jp/gpl/080614earthquake_fault_090116.pdf. 2009

タイトルに関連する用語 (5件)： 2008年岩手・宮城内陸地震 ,  地表地震断層 ,  震源過程 ,  活断層 ,  評価