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J-GLOBAL ID:201002206359842236   整理番号:10A1072869

グリシン-β-シクロデキストリンで人工的に汚染した土壌からフェナントレンと鉛の同時除去

Simultaneous removal of phenanthrene and lead from artificially contaminated soils with glycine-β-cyclodextrin
著者 (6件):
資料名:
巻: 184  号: 1-3  ページ: 690-695  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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KOHとエピクロロヒドリンの存在でβ-シクロデキストリンのグリシンとの反応によりグリシン-β-シクロデキストリン(GCD)の調製を行った。GCDによるフェナントレンと炭酸鉛の促進可溶化挙動を検討し,共汚染土壌からフェナントレンと鉛の脱着挙動もまた調べた。その結果は,GCDはフェナントレンと炭酸鉛の明白な可溶化があったということを示した。GCDの30g/L中のフェナントレンの溶解度を約30倍高めた。そして,増加するGCD濃度が炭酸鉛の見かけ水性溶解度をまた明白に増やし,GCDの濃度が20g/Lに到達したとき,水性炭酸鉛濃度は2945g/Lであった。GCDはフェナントレンと鉛との錯体の見かけ水性溶解度を同時に増やせた。共汚染土壌からのフェナントレンと鉛のGCDの脱着過程は擬二次運動論的モデルにしたがった。土壌のフェナントレンと鉛の除去効率は増加するGCD濃度とともに劇的に増えた。40g/Lの濃度で,GCDは,本複合汚染土壌から鉛とフェナントレンのそれぞれ85.8%と78.8%の除去効率があった。共汚染土壌から重くて疎水性の有機汚染物質の除去を促進する抽出剤としてGCDの利用は有望な浄化方法のように見えた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (6件):
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鉛とその化合物  ,  その他の汚染原因物質  ,  フェナントレン  ,  土壌汚染  ,  土壌管理  ,  抽出 
物質索引 (1件):
物質索引
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