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J-GLOBAL ID:201002206507648100   整理番号:10A0607714

陽極酸化処理を施されたAl-Cu合金の耐孔食性に及ぼす等断面剪断プレスの影響

Effect of equal-channel angular pressing on pitting corrosion resistance of anodized aluminum-copper alloy
著者 (6件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 904-908  発行年: 2009年 
JST資料番号: W0396A  ISSN: 1003-6326  CODEN: TNMCEW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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陽極酸化処理を施されたAl-Cu合金の耐孔食性に及ぼす等断面剪断プレス(ECAP)の影響が,0.2mol/LのAlCl3を含有する水溶液中で,電気化学的手法によって研究された,また,表面分析によっても研究された。陽極酸化処理は,20°Cで20分間,200および400A/m2で,1.53mol/LのH_2SO_4と0.0185mol/LのAl_2(SO_4)_3-16H_2Oを含有する水溶液中で施された。陽極酸化処理を施されたAl-Cu合金は,陽極酸化皮膜に存在するマイクロ細孔を密封するために,直ちに20分間熱湯に浸された。ECAP有りの陽極酸化処理を施されたAl-Cu合金の孔食を開始するまでの必要時間は,ECAP無しのものより長い,それは,ECAPプロセスが陽極酸化処理を施されたAl-Cu合金の耐孔食性を向上させることを示唆する。Si,Al-Cu-MgおよびAl-Cu-Si-Fe-Mn金属間化合物などの第二相析出物がAl-Cu合金中に存在する,そして,これらの析出物のサイズはECAPの適用で大いに減少する。Al-Cu-Mg金属間化合物は陽極酸化処理の際に溶かされる,一方,SiおよびAl-Cu-Si-Fe-Mnで構成された析出物は,それらのアルミニウムより高貴な腐食電位により陽極酸化皮膜に残留する。FE-SEMとEPMA観測は,陽極酸化処理を施されたAl-Cu合金の孔食が,Al-Cu-Si-Fe-Mn金属間化合物の周りで優先的に発生することを明らかする,その理由は,陽極酸化皮膜が通常の酸化皮膜とこれらの不純析出物の間の境界で無いためである。陽極酸化処理を施されたAl-Cu合金の,ECAP処理による耐孔食性の改良は,孔食の発生源として機能する析出物のサイズ減少の結果と思われる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腐食  ,  化成処理 

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