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J-GLOBAL ID:201002206548397472   整理番号:10A0389282

ナノエアロゾル比表面積のオフライン測定のためのBET法に代わるTEMに基づく方法

A TEM-based method as an alternative to the BET method for measuring off-line the specific surface area of nanoaerosols
著者 (5件):
資料名:
巻: 200  号:ページ: 190-201  発行年: 2010年06月28日 
JST資料番号: B0730A  ISSN: 0032-5910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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現時点で空中ナノ構造粒子(ナノエアロゾル)に対する比表面積推定を可能にする確立した方法は存在しない。しかし最近の毒物学研究が生物効果はこれら粒子の表面積に結びついていることを明らかにした。粉体の比重量面積を決めるBET法のみが毒物学および材料領域両方の標準を構成している。しかし,この技法は,必要とする質量の量(現行BET装置の定量限界を考慮すると約数mgから数百mgの間)からみて,ナノ構造エアロゾルに応用できない。空中ナノ構造粒子の比表面積を特性化するために,透過型電子顕微鏡(TEM)画像の解析に基づく方法を提案した。これは燃焼に由来するナノ粒子(煤)の分野で行われた先の研究に特に資料を求め,凝塊物および凝集体の一次粒子の数分布,重なり係数およびフラクタル次元を含むナノ構造粒子の構造パラメータを検討した。本研究で提案した方法を種々の性質をもつ5つの市販ナノ構造粉体(SiO2,ZrO2,Al2O3,Fe2O3およびFe3O4)に応用した。この方法は最初にBET法による予備分析を行い次に渦型振盪器システムを用いてエアロゾル形で懸濁液にした。次に画像分析を用いて比表面積を計算する手順をエアロゾル試料に応用しBET測定と比較した。比表面積範囲が20から200m2/gで一次粒子の平均直径が7から47nmの5つのナノ構造粉体に対して実験結果を得た。二つの方法の間には近い一致が観察され,測定不確実性を考慮に入れると,有意差水準α=0.05で統計的に等価であった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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粉体工学  ,  長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器 
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