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J-GLOBAL ID：201002206909904900   整理番号：10A1153159

確認番号に基づく匿名投票方式

An Anonymous Voting Scheme based on Confirmation Numbers

著者 (4件)： ALAM Kazi Md. Rokibul (Graduate School of Engineering, Univ. of Fukui) ,  TAMURA Shinsuke (Graduate School of Engineering, Univ. of Fukui) ,  TANIGUCHI Shuji (Graduate School of Engineering, Univ. of Fukui) ,  YANASE Tatsuro (Graduate School of Engineering, Univ. of Fukui)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 130  号： 11  ページ： 2065-2073 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,電子投票のすべてのセキュリティ要件を実現する新しい電子投票(e-voting)方式を提案する。すなわち,プライバシー,正確さ,普遍的検証可能性,公正さ,受領書不要性,非強制性,紛争回避性,ロバスト性,実用性,およびスケーラビリティの諸要件であり,通常それらの幾つかはトレードオフとなるものである。他の既存の方式と比べた場合,この方式は個々の選挙管理者の信頼性に関して,はるかに簡易な計算と,より弱い想定を必要とするだけである。主要なメカニズムは,投票者とその投票の間の連関を知るために投票者自身を含むすべての実体を無効にしながら,投票を検証可能にするために個々の投票において確認番号を使用するというものである。多くの既存の電子投票方式は,検証可能性を達成するために,広範にゼロ知識証明(ZKP)を実施する。しかしながら,ZKPは高価かつ複雑である。確認番号は,はるかに簡単で直感的な方法で検証可能性要件を実現し,さらに,スケーラブルかつ実用的なものになる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *投票 ,  *計算機利用システム ,  情報セキュリティ ,  特性 ,  記号 ,  ゼロ知識証明 ,  スケーラビリティ【計算機】
準シソーラス用語： 識別番号 ,  *電子投票 ,  匿名性

分類 (1件)： その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (18件)：

• SAMPIGETHAYA, K. A Framework and Taxonomy for Comparison of Electronic Voting Schemes. Elsevier Computers and Security. 2006, 25, 137-153
• LEE, B. Providing Receipt-freeness in Mixnet-based Voting Protocols. Proc. of the ICISC '03. 2003, 261-274
• BENALOH, J. Receipt-free Secret-ballot Elections. Proceedings of 26th Symp. on Theory of Computing, 1994. 1994, 544-553
• HIRT, M. Efficient Receipt-free Voting Based on Homomorphic Encryption. Proceedings of EUROCRYPT, 2000-9. 2000, 539-556
• SCHWEISGUT, J. Coercion-resistant Electronic Elections with Observer. 2nd International Workshop on Electronic Voting, Bregenz (2006-8). 2006

タイトルに関連する用語 (3件)： 番号 ,  匿名 ,  投票