文献

J-GLOBAL ID：201002207168552234   整理番号：10A0586140

エトキシカルボニル構造をもつLi電池用有機電極

Ethoxycarbonyl-Based Organic Electrode for Li-Batteries

著者 (8件)： WALKER Wesley (Univ. de Picardie Jules Verne, Amiens, FRA) ,  WALKER Wesley (Univ. California, California) ,  GRUGEON Sylvie (Univ. de Picardie Jules Verne, Amiens, FRA) ,  MENTRE Olivier (UST Lille 1, Villeneuve d’Ascq, FRA) ,  LARUELLE Stephane (Univ. de Picardie Jules Verne, Amiens, FRA) ,  TARASCON Jean-Marie (Univ. de Picardie Jules Verne, Amiens, FRA) ,  TARASCON Jean-Marie (Univ. California, California) ,  WUDL Fred (Univ. California, California)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 18  ページ： 6517-6523  発行年： 2010年05月12日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化還元中心としてカルボニル基とエステル基をもつリチウム 2,6-ビス(エトキシカルボニル)-3,7-ジオキソ-3,7-ジヒドロ-s-インダセン-1,5-ビス(オラート)を,Li電池用有機電極材料として合成した。特性付けをすると共に詳細な構造分析をした。更に有機組成/電池性能の構造-機能相互関係を理解するために,電気化学的性質を検討した。その結果,主たるプラトー電圧~1.96Vと~1.67V(vs.Li/Li⁺)にわたり,単位構造あたり僅かな分極1.8Liの可逆挿入が可能で,125mAh/gの容量であった。室温における充電/放電サイクルをNMRとin situのXRDで分析すると,その電圧-組成における変化は完全に可逆で,分子の3次元構造充填における変化に伴うことが分った。

シソーラス用語： カルボン酸エステル ,  *リチウム電池 ,  *芳香族縮合化合物 ,  アルコラート ,  リチウム化合物 ,  電極材料 ,  有機材料 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  X線回折 ,  結晶構造 ,  芳香族カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  カルボン酸無水物

分類 (2件)： その他の炭素縮合三環化合物  (CF06080R) ,  一次電池  (YB04020Z)

物質索引 (2件)： ピロメリット酸無水物 ,  1,5-ジオキソ-3,7-ビス(リチオオキシ)-1,5-ジヒドロ-s-インダセン-2,6-ジカルボン酸ジエチル

タイトルに関連する用語 (2件)： Li ,  電池