抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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環境保全農業の実践による生態系サービスの維持・創造の効果について検討することが本研究の主眼である。そこでまず環境保全農業による生態系サービスの維持・創造について整理するとともに宮城県内における環境保全農業の展開経緯を明らかにしている。そして「みやぎの環境保全米」を例に挙げ集落での生産普及のプロセスを検証している。2009年の宮城県内の「みやぎの環境保全米」作付割合は37%であった。また,環境保全米の生産が地域で定着する過程は平地農村地域と中山間地域では異なるものの,いずれも生産者や地域農協の取組みに加えて行政の各種支援策の効果が認められた。調査により流通上の価格支援策の構築が課題であることも明らかになった。