抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電子機器の熱管理と冷却は,極めて重要であり,コンパクトで効率的な冷却を目的として種々の超小型ファンが使われている。これらの冷却については,風量・圧力が不足している,失速しやすい,騒音が高い等,改善すべき事項が多い。ここでは,超小型ファンの性能特性を明らかにするために,性能測定方法を工夫し,性能測定を行い,通常サイズのファンの特性との差異を調べた。超小型ファンの流量計数,圧力計数は,ともに通常サイズのファンに比較して非常に低いことが分かった。この原因として,ファンレイノルズ数が非常に低い層流領域での流動であること,および相対的翼端隙間等のサイズ効果が考えられる。