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J-GLOBAL ID:201002208756442603   整理番号:10A0654414

Pantoea ananatis菌株はタバコおよびネギの反応ならびに遺伝的特徴に基づき3つの群に分かれる

Pantoea ananatis strains are differentiated into three groups based on reactions of tobacco and welsh onion and on genetic characteristics
著者 (5件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 208-218  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: L3961A  ISSN: 1345-2630  CODEN: NSBGAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Pantoea ananatisの96菌株をメロン,イネおよびその他の重要な作物を含む14植物種から分離した。ネギ穿刺アッセイ,タバコ浸潤試験,およびインドール酢酸(IAA)生合成遺伝子(iaaMおよびiaaH)およびサイトカイニン生合成遺伝子(etz)検出のためのPCR法に基づき,3群(群I,II,III)に分類した。群Ι菌株は,ネギに焼け枯れ症状を示し,36~48時間後のタバコ葉に過敏感反応(HR)様の反応を誘導し,アワ,アジサイ,パイナップル,河川水および水稲から分離された20菌株を含む。これらの20分離株iaaM,iaaH,あるいはetz遺伝子を持たなかった。群IIは,34メロン分離株からなり,iaaM,iaaHおよびetz遺伝子を持つが,ネギに焼け枯れやタバコにHR様反応は起こさなかった。群III菌株は,iaaM,iaaH,およびetz遺伝子を持たず,ネギやタバコに反応を起こさなかった。群IIIのうちの42菌株は,ササ,ススキ,カンキツ,ハナミズキ,メロン,ヨモギ,ネムノキ,スイートコーン,チャおよびネギから分離された。3つの群の代表的菌株について,メロンおよび水稲に対する病原性を調べた。群Ι菌株は水稲の内花穎を褐変させたが,メロンの果実腐敗は起こさなかった。群II菌株は水稲には影響がなかったが,メロンの果実腐敗を起こした。群III菌株は水稲やメロンに病原性がなかった。P.ananatisの宿主域はネギやタバコとの反応およびiaaM,iaaHおよびetz遺伝子の検出により予測できると考えられた。これらのツールはP.ananatisの病原性群の同定に役立つ。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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細菌による植物病害  ,  作物栽培一般 

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