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J-GLOBAL ID：201002208973380969   整理番号：10A0428754

新しい自動車と高分子材料 ポリプロピレン高性能化への考察~レオロジーの観点から~

著者 (5件)： 岡本健三 (北陸先端科学技術大学院大) ,  三枝直哉 (北陸先端科学技術大学院大) ,  BIN MD ALI Mohd Amran (北陸先端科学技術大学院大) ,  天満美和 (北陸先端科学技術大学院大) ,  山口政之 (北陸先端科学技術大学院大)
資料名： ポリファイル  (Polyfile)
巻： 47  号： 4  ページ： 44-47  発行年： 2010年04月10日 
JST資料番号： S0870A  ISSN： 0910-2175  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポリプロピレン(PP)は優れた材料であるが,透明性の低さ(透明フィルムに不適)と溶融弾性の低さ(ブロー成形や発泡成形で問題となる)の2課題を解決するヒントになる最近の研究成果を紹介した。PPにソルビトール系の結晶核剤を配合することによりPPの結晶構造が制御され,透明度が改善される。この原因について解説した。長鎖分岐PPは加工履歴がない場合には直鎖PPより高い溶融張力を示すが,強い流動を加えると「シェアモディフィケーション」と呼ばれる現象により溶融張力は低下し,加工履歴により溶融弾性が変化する。添加物の影響では,アクリル変性テトラフルオロエチレンをPPに配合すると溶融弾性は向上する。

シソーラス用語： *ポリプロピレン ,  *レオロジー ,  性質 ,  結晶 ,  添加剤 ,  *添加物効果 ,  枝分れ ,  融解 ,  グラフト化【化学修飾】
準シソーラス用語： グラフト化 ,  核剤 ,  *高性能化 ,  透明性 ,  分岐 ,  溶融

分類 (3件)： ポリオレフィン  (YH07090L) ,  その他の添加剤,配合薬品,副資材  (YH05070B) ,  高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 自動車 ,  高分子材料 ,  ポリプロピレン ,  高性能化 ,  レオロジー ,  観点