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J-GLOBAL ID：201002209055321662   整理番号：10A0153399

模型実験による2次元氾濫水挙動に関する実験的研究

Experimental Study of Two-Dimensional Behavior of Flood Water

著者 (2件)： 石井義裕 (広島工大 工) ,  福山慶高 (広島工大 大学院工学系研究科)
資料名： 広島工業大学紀要 研究編  (Bulletin of Hiroshima Institute of Technology. Research Volume)
巻： 44  ページ： 91-94  発行年： 2010年02月01日 
JST資料番号： S0777B  ISSN： 1346-9975  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 局所的豪雨が引起す中小規模河川の洪水氾濫を対象としたハザードマップ作成の基礎データを提供するため,広島市内X町の一部の1/600縮尺模型の実験を行なった。その結果以下の知見を得た。1)幅の広い道では短時間で浸水が進行するが,狭い道の多い中心付近では水同士や建物との衝突により流速が減少しゆっくりと進行する。2)CASE1に比べてCASE2での水の速度が速いため,特に中心付近で浸水速度に違いが見られる。3)流入箇所が1箇所と4箇所の比較では,4箇所の場合中心部では流れが複雑に合流する場所があるため浸水時間が短くなり,1箇所の場合に比べ全域での浸水時間は約4倍速くなる。

シソーラス用語： *模型試験 ,  *豪雨 ,  洪水 ,  *出水 ,  地図 ,  縮尺模型 ,  *浸水 ,  洪水ハザードマップ ,  モデル
準シソーラス用語： 氾濫 ,  模型実験 ,  流入

分類 (2件)： 洪水対策  (RC12040I) ,  自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (6件)： 模型実験 ,  2次元 ,  氾濫 ,  水 ,  挙動 ,  実験的研究