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J-GLOBAL ID：201002209075264916   整理番号：10A0672239

LiMn₂O₄薄膜電極/ボロキシン化合物を含む液体電解質での界面反応の高電圧安定性

High Voltage Stability of Interfacial Reaction at the LiMn₂O₄ Thin-Film Electrodes/Liquid Electrolytes with Boroxine Compounds

著者 (7件)： HORINO T. (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  TAMADA H. (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  KISHIMOTO A. (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  KANEKO J. (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  IRIYAMA Y. (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  TANAKA Y. (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  FUJINAMI T. (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 157  号： 6  ページ： A677-A681  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ボロキシン化合物を含む液体電解質を調製し,この液体電解質/LiMn₂O₄薄膜電極での界面反応を調べた。異なる種類の置換基RをもつB₃O₃(OR)₃をLiCF₃SO₃/炭酸エチレン+EMCに溶解した。サイクリックボルタンメトリーと電気的インピーダンス分光測定によって,界面抵抗はボロキシン化合物中の置換基の鎖長に依存し,鎖長の増大で抵抗は減少することを示した。さらに,分岐のある立体構造をもつトリイソプロポキシボロキシンの添加で,電解質のアノード安定性が改良された。これらの結果から,適当な鎖長と立体構造の両方をもつボロキシン化合物の混合が,高電圧充電可能リチウムイオン電池の液体電解質として有効であることが導かれる。

シソーラス用語： *マンガン酸塩 ,  *リチウム化合物 ,  *膜電極 ,  ボロキサン誘導体 ,  電解質 ,  *不均一系反応 ,  *安定性 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  インピーダンス ,  電気生理 ,  長さ ,  依存性 ,  鎖長効果 ,  リチウムイオン電池
準シソーラス用語： ボロキシン誘導体 ,  *マンガン酸リチウム ,  *界面反応 ,  鎖長 ,  鎖長依存性 ,  *電圧安定性 ,  電気的インピーダンス ,  *薄膜電極

分類 (2件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  二次電池  (YB04030K)

物質索引 (1件)： 炭酸エチレン

タイトルに関連する用語 (4件)： 薄膜電極 ,  電解質 ,  界面反応 ,  電圧安定性