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J-GLOBAL ID：201002209141280260   整理番号：10A0282448

リグニン系ゲルの膨潤特性

著者 (3件)： 冨樫文哉 (北大 大学院) ,  幸田圭一 (北大 大学院) ,  浦木康光 (北大 大学院)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 60th  ページ： ROMBUNNO.PL003  発行年： 2010年 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： クラフトリグニン(KL)およびリグノスルホン酸塩(LS)にポリエチレングリコールジグリシジルエーテル(PEGDE)を反応させてヒドロゲルを調製した。このヒドロゲルを凍結乾燥後,種々の濃度の有機溶媒水溶液に浸漬させて膨潤度を測定した。KLは以前報告した酢酸リグニンゲルと同様に50~60%の有機溶媒水溶液で最大膨潤を示し,従来の高分子では観測されなかった特異的な膨潤挙動を示した。一方,LSは水又は低濃度の有機溶媒水溶液で,14倍程度の膨潤を示し,スルホン基が膨潤挙動に顕著な影響を与えることが明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *リグニン ,  リグニンスルホン酸 ,  ポリエチレンオキシド ,  *ヒドロゲル ,  膨潤 ,  度
準シソーラス用語： クラフトリグニン ,  膨潤度

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (3件)： リグニン系 ,  ゲル ,  膨潤