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J-GLOBAL ID：201002209186160982   整理番号：10A0006455

大気環境問題の変遷 2.2 従来型汚染物質の排出の変遷と大気環境(1)都市環境における大気質の新たなる動態

著者 (1件)： 芳住邦雄 (共立女大 大学院)
資料名： 大気環境学会誌  (Journal of Japan Society for Atmospheric Environment)
巻： 44  号： 6  ページ： 306-309  発行年： 2009年12月10日 
JST資料番号： S0850A  ISSN： 1341-4178  CODEN： TKGAFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大気汚染物質の発生源は,生産,輸送など産業活動とともに,冷暖房,調理,喫煙を含めて日常生活にも関連を有している。さらに,廃棄物処理過程もその寄与の大きさから看過しえないものである。大気汚染の対策は,法規制に基づく指導,技術開発の推進,日常生活での対応奨励など多方面から取り組まれてきた。2004年度には東京都の一般環境大気測定局の全てで浮遊粒子状物質と酸化窒素に係る大気環境基準を達成したほか,自動車排出ガス測定局においても97%の測定局で浮遊粒子状物質の環境基準を達成した。この傾向は2008年まで継続するとともに,全国的な規模での現象として認識されるようになっている。本論分では,東京都の大気汚染常時監視データをもとに,過去数十年間における発生源対策の進展との関連を考慮しつつ,新たな時代の都市の大気環境の特徴について述べた。

シソーラス用語： *大気汚染 ,  *都市環境 ,  *大気 ,  *大気汚染物質 ,  社会問題 ,  環境 ,  発生 ,  生産 ,  輸送 ,  空気調和 ,  調理 ,  喫煙 ,  生活 ,  廃棄物処理 ,  法規制 ,  技術開発 ,  東京都 ,  浮遊粒子状物質 ,  酸化窒素 ,  環境基準 ,  自動車排出ガス ,  環境問題 ,  大気環境 ,  *大気質 ,  発生源 ,  冷暖房 ,  *汚染物質
準シソーラス用語： 自動車排気ガス ,  日常生活

分類 (3件)： 大気汚染一般  (SB03010B) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  大気管理  (SB03030X)

引用文献 (10件)：

• 東京都環境局. 大気汚染常時監視結果. 2008
• YOSHIZUMI, K. Source Apportionment of Aerosols in the Tokyo Metropolitan Area by Chemical Element Balances. Energy and Building. 1991, 15-16, 711-717
• KADOWAKI, S. Size distribution and chemical composition of atmospheric particulate nitrate in the Nagoya area. Atmospheric Environment. 1977, 11, 671-675
• STELSON, A. W. Relative humidity and pH dependence of the vapor pressure of ammonium nitrate-nitric acid solutions at 25°C. Atmospheric Environment. 1982, 16, 993-1000
• YOSHIZUMI, K. Size Distribution of Ammonium Nitrate and Sodium Nitrate in Atmospheric Aerosols. Environmental Science and Technology. 1985, 19, 285-261

タイトルに関連する用語 (6件)： 大気 ,  環境問題 ,  汚染物質の排出 ,  大気環境 ,  都市環境 ,  大気質