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J-GLOBAL ID：201002209518356762   整理番号：10A1129451

NEDOによるバイオマスエネルギー実証事業 地下駐車場を利用した雪冷房設備事業

著者 (2件)： 小野孝之 (国策建設) ,  長田勉 (国策建設)
資料名： クリーンエネルギー
巻： 19  号： 11  ページ： 26-31  発行年： 2010年11月10日 
JST資料番号： L1693A  ISSN： 0918-7510  CODEN： KUENE9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では雪氷冷熱利用の高効率化・省コスト化をめざして,空間改修型氷庫システムを提案し,本システムの有効性を明らかにする事を目的とした。雪氷庫の体積は,地下駐車場の床上部分と床下部分とを合わせて616.8m²である。地表と地下駐車場との高低差3.7mを利用した世界的にも例のないシュータ方式を使用して雪氷庫に雪を搬送している。建設段階においては,雪氷庫棟建築工事,電気設備工事,機械設備工事,雪搬送シュータ製作工事がある。建設段階における一次エネルギー消費量,二酸化炭素排出量,コスト比較の結果,一次エネルギー消費量,二酸化炭素排出量の差は,それぞれ466.1GJ,38.6tCO₂であった。一方イニシャルコストに関しては,既存地下空間を改修することにより,従来方式の96%の費用でシステムの構築を行なうことが可能であった。建設段階における負担増分を年間の削減効果で除す事によって算出したペイバックタイムは,一次エネルギー消費量,二酸化炭素についてそれぞれ7.2年,11.5年という結果になった。

シソーラス用語： *行政機関 ,  *生物エネルギー ,  *実証実験 ,  *地中 ,  *駐車場 ,  *冷房装置 ,  氷 ,  冷熱 ,  効率化 ,  原価 ,  省エネルギー ,  空間 ,  改修 ,  氷温貯蔵 ,  有効性 ,  体積 ,  地表面 ,  建築工事 ,  電気設備 ,  設備 ,  製造 ,  一次エネルギー ,  用量 ,  二酸化炭素 ,  除去 ,  数値解析 ,  負荷
準シソーラス用語： *NEDO ,  *バイオマスエネルギー ,  *地下 ,  *雪 ,  *冷房設備 ,  雪氷 ,  コスト ,  省エネ ,  地表 ,  機械設備 ,  製作 ,  消費量 ,  排出 ,  イニシャルコスト ,  費用 ,  増分解析 ,  負担

分類 (3件)： エネルギー貯蔵  (LC02000F) ,  自然エネルギー一般  (LB03010U) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

タイトルに関連する用語 (7件)： NEDO ,  バイオマスエネルギー ,  実証 ,  事業 ,  地下駐車場 ,  雪冷房 ,  設備