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J-GLOBAL ID：201002209760785333   整理番号：10A0230317

拡がるタケの生態特性とその有効利用への道 竹林は植物の多様性が低いのか?

著者 (1件)： 鈴木重雄 (立命館大)
資料名： 森林科学  (日本林学会会報)
号： 58  ページ： 11-14  発行年： 2010年02月01日 
JST資料番号： L1306A  ISSN： 0917-1908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 竹林の拡大が生態系へ与える影響を推定するためには,竹林化による植生構造の変化が植物の多様性に及ぼす影響を明らかにする必要がある。モウソウチクが広葉樹二次林に侵入する過程で植物相に与える影響を概観した。竹林化による階層構造の単純化,耐陰性による残存種・減少種および植物の多様性の低下について調査結果を紹介した。さらに,モウソウチク林の伐採による植物の多様性への効果について考察した。

シソーラス用語： *マダケ属 ,  生態 ,  広葉樹林 ,  二次林 ,  *生物多様性 ,  植生 ,  生態遷移 ,  耐性 ,  伐木 ,  *モウソウチク ,  植生遷移 ,  竹林
準シソーラス用語： 耐陰性

分類 (1件)： 森林植物学  (FF02020E)

引用文献 (7件)：

• 沼田真. 竹林の生態学. 日本生態学会誌. 1962, 12, 32-40
• OKUTOMI, K. Causal analysis of invasion of broad-leaved forest by bamboo in Japan. Journal of Vegetation Science. 1996, 7, 723-728
• 瀬嵐哲央. 竹林群落の構造と遷移の特性-雑木林の竹林化-. 金沢大学教育学部紀要 (自然科学編). 1989, 38, 25-40
• 鈴木重雄. モウソウチク稈密度の増加が植物種数に及ぼす影響. Hikobia. 2008, 15, 185-192
• 鈴木重雄. モウソウチク稈の除去後に再生した植生の構造と種組成の変化. 景観生態学. 2008, 12, 2, 43-51

タイトルに関連する用語 (7件)： タケ ,  生態 ,  有効利用 ,  道 ,  竹林 ,  植物 ,  多様性