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J-GLOBAL ID：201002209905754636   整理番号：10A1546230

細胞膜不安定性ペプチドを有する絹ベース遺伝子キャリア

Silk-Based Gene Carriers with Cell Membrane Destabilizing Peptides

著者 (2件)： NUMATA Keiji (Tufts Univ., Massachusetts, USA) ,  KAPLAN David L (Tufts Univ., Massachusetts, USA)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 11  号： 11  ページ： 3189-3195  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリリジンとリジンリッチ細胞膜不安定性ペプチド(ppTG1)を含有する組換絹蛋白質をEscherichia coli中で合成して,トランスフェクション実験に用いた。アミン中のN対プラスミドDNA(pDNA)中のPの原子比=2で得た絹-ポリリジン-ppTG1二量体組換蛋白質のpDNA複合体が,ヒト胎児腎臓(HEK)細胞中で最高トランスフェクション効率を示した。その組換絹蛋白質/pDNA複合体は平均流体力学的直径=99nmのほとんどβ構造を含まない球状モルフォロジーを示した。さらに,その複合体は優れたDNアーゼ耐性を示して,絹蛋白質分解酵素によりpDNAを効率よく放出した。β構造含有絹ベースpDNA複合体との比較から,複合体中の絹配列におけるβ構造含量が酵素分解速度を制御し,したがって複合体からのpDNA放出速度を規制できることを示した。

シソーラス用語： *タンパク質核酸複合体 ,  *組換タンパク質 ,  キャリア ,  *絹 ,  ポリリジン ,  オリゴペプチド ,  *トランスフェクション ,  DNA【核酸】 ,  流体力学的半径 ,  DNアーゼ ,  酵素的分解 ,  培養細胞 ,  ブロック共重合体 ,  遺伝子発現 ,  β構造 ,  細胞膜 ,  プロテイナーゼ ,  ナノ粒子 ,  大腸菌 ,  溶出試験【化学物質】 ,  HEK細胞 ,  *プラスミドDNA ,  *遺伝子キャリア ,  球状粒子 ,  細胞膜透過性 ,  分子遺伝現象 ,  細胞内膜系 ,  微生物
準シソーラス用語： 放出速度

分類 (2件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 細胞膜 ,  不安定性 ,  ペプチド ,  絹 ,  遺伝子キャリア