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J-GLOBAL ID：201002210092111218   整理番号：10A0264736

微量熱量測定によって調べた硫酸p-クレシル及びp-クレゾールのヒト血清アルブミンへの結合

Binding of p-Cresylsulfate and p-Cresol to Human Serum Albumin Studied by Microcalorimetry

著者 (6件)： BERGE-LEFRANC David (Univ. de la Mediterranee, Marseille, FRA) ,  CHASPOUL Florence (Univ. de la Mediterranee, Marseille, FRA) ,  CALAF Raymond (Univ. de la Mediterranee, Marseille, FRA) ,  CHARPIOT Philippe (Univ. de la Mediterranee, Marseille, FRA) ,  BRUNET Philippe (Univ. de la Mediterranee, Marseille, FRA) ,  GALLICE Philippe (Univ. de la Mediterranee, Marseille, FRA)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 114  号： 4  ページ： 1661-1665  発行年： 2010年02月04日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硫酸p-クレシル,p-クレゾールの代謝産物はプロトタイプの蛋白質結合尿毒症の毒素として報告されている。この毒素の除去は血液透析を通しても不十分であり,わずか29%除去されるに過ぎず,血漿蛋白質へのその強結合が示唆されている。微量熱量計を用い,硫酸p-クレシルまたはp-クレゾールとヒト血清アルブミン間の結合を調べた。結果は二種類の分子が蛋白質結合していることを確証した。しかしながら,ヒト血清アルブミンに対する硫酸p-クレシルとp-クレゾールの親和性は25°Cで中程度あり,生理的温度37°Cで比較的弱くなる。結合はvan der Waals型相互作用を原理的に含み,二種類の分子の結合部位は同じかまたは非常に近い。結合毒素の低画分(13~20%)は不十分であり,強結合が血液透析によるこの毒素の不十分な除去につながっているように見え。

シソーラス用語： *フェノール類 ,  *タンパク質結合 ,  代謝産物 ,  尿毒症 ,  *血清アルブミン ,  ヒト ,  強結合 ,  血中濃度 ,  微量熱量計 ,  熱量測定 ,  温度依存性 ,  結合部位 ,  van der Waals力 ,  血液透析 ,  親和性 ,  毒素
準シソーラス用語： ヒト血清アルブミン ,  結合親和性

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  血液一般  (EJ03010L)

物質索引 (2件)： p-クレゾール ,  硫酸4-メチルフェニル

タイトルに関連する用語 (4件)： 微量熱量測定 ,  硫酸 ,  p-クレゾール ,  ヒト血清アルブミン