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J-GLOBAL ID:201002210197680358   整理番号:10A1324505

Ge1-xMnxTe希薄磁性半導体の電子スピン共鳴スペクトルに於ける異常

Anomalies in electron spin resonance spectra of Ge1-xMnxTe diluted magnetic semiconductors
著者 (6件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 093923  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者達は,90Kに達するCurie温度を持つ強磁性が明らかになっている希薄磁性半導体Ge1-xMnxTe(x=0.07-0.44)の磁気的性質とXバンド電子スピン共鳴(ESR)の研究を報告する。0.15≦x≦0.26の範囲で,Curie定数から見積もられた,Mn2+イオン当たりの実効磁気能率peffは2.27から2.95μBへ増加する。ESRスペクトルの温度進化は複雑な特性を持つことが見出される。著者達はこれらの希薄磁性半導体に於ける2つの共鳴中心に付随した,Dyson型の2つの識別される吸収線の存在を観測した。これらの2つの吸収線の可能な起原が解析され,クラスターをつくる効果が異常な挙動を最も引き起こすとして提案された。線幅及びg因子の温度依存性に於ける異常が160Kより低い温度で観測された。著者達はこの異常を強磁性相への転移近傍での磁気的揺らぎと関係づける。常磁性領域での線幅の異常な拡幅は,関係のあるA2MnB6希薄磁性半導体のESR挙動に似て下降する温度と共に起こる。この拡幅は修正されたHuber理論の枠内で立派に記述される。同時に,g因子は本質的に温度と混晶組成の両方に依存しない。室温での,2つの分離したスペクトル成分にたいする実効g因子の平均値はg1=2.02-2.07及びg2~1.99であると見出された。(翻訳著者抄録)
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金属・半導体のEPR 
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