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J-GLOBAL ID：201002210304354558   整理番号：10A0379354

電気泳動方式電子ペーパーに関する研究 (第1報) -電気泳動粒子作製と泳動観察-

Study of Electronic Paper Based on Electrophoretic Image Display System (1)-Preparation of EPID Particles and Observation of Particle Movement by Electrophoresis-

著者 (6件)： 王銘 (千葉大学大学院融合科学研究科) ,  信澤悠一 (千葉大学大学院融合科学研究科) ,  中村卓 (千葉大学大学院融合科学研究科) ,  中村佐紀子 (千葉大学大学院融合科学研究科) ,  宮川信一 (千葉大学大学院融合科学研究科) ,  北村孝司 (千葉大学大学院融合科学研究科)
資料名： 日本画像学会誌  (Journal of Imaging Society of Japan)
巻： 49  号： 2  ページ： 68-73 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0323A  ISSN： 1344-4425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,アミノ基を持つシランカップリング剤を用いて正帯電の樹脂被膜した電気泳動白色粒子を作製した.電気泳動白色粒子として無機顔料である酸化チタンを用いた.まず,酸化チタン粒子の表面にラジカル重合性ビニル基と正極性のアミノ基を同時に持つシランカップリング剤を反応させた.次に,その外側に,有機絶縁性溶媒中での分散安定性を持たせるため表面グラフト反応法により,高分子ポリマーを成長させることで,疎水化処理をした.作製した電気泳動白色粒子の物性を測定し,その粒子の電気泳動の挙動を顕微鏡観察し,移動度,ゼータ電位を算出した.(著者抄録)

シソーラス用語： *フラットパネルディスプレイ ,  *電気泳動 ,  固体粒子 ,  帯電 ,  酸化チタン ,  白 ,  被覆層 ,  シランカップリング剤 ,  ポリメタクリル酸アルキル ,  像形成 ,  ζ電位 ,  移動度
準シソーラス用語： ポリ(2-エチルヘキシルメタクリレート) ,  *電子ペーパ

分類 (1件)： 表示機器  (NC06030Q)

引用文献 (10件)：

• 1) 鈴木 明:“電子ペーパーの最新動向2007”日本画像学会誌,46, pp. 372-384 (2007)
• 2) 日本画像学会:“「デジタルプリンタ技術」電子ペーパー”東京電機大学出版局,pp. 10-23 (2008)
• 3) B. Comiskey, J. D. Albert, H. Yoshizawa and J. Jacobson : “An electrophoretic ink for all-printed reflective electronic displays” NATURE, Vol. 394, pp. 253-255 (1998)
• 4) S. Sunohara and T. Kitamura, Optical Characteristics of EPD utilizing Electrophoretic Colored Particles, Asia Display/IDW 05, pp. 907-911, (2005)
• 5) 内城禎久,北村孝司“白色微粒子分散型1粒子移動方式による電気泳動表示素子の開発”,Japan Hardcopy 2005論文集,日本画像学会,pp. 301-304 (2005)

タイトルに関連する用語 (5件)： 電気泳動 ,  電子ペーパー ,  研究 ,  作製 ,  観察