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J-GLOBAL ID:201002210410516052   整理番号:10A0734210

眼球損傷の後の交感性眼炎の発生

Development of sympathetic ophthalmia following globe injury
著者 (4件):
資料名:
巻: 122  号: 24  ページ: 2961-2966  発行年: 2009年 
JST資料番号: C2567A  ISSN: 0366-6999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【背景】交感性眼炎(SO),珍しい,両側性,びまん性肉芽腫性ブドウ膜炎は,通常,開放性眼球損傷または眼内手術の後に起こる。我々は,開放性眼球損傷の後のSOの発生の危険因子を同定して,それらの人口統計学的および臨床的特徴と治療の結果を解説しようとした。【方法】2001年1月から2005年12月までの中国の15の第三期照会病院での眼球損傷の入院患者の後向き研究を行なった。人口統計学,損傷の性質と機序,治療の時間と方法および結果を検討した。SOの診断は,眼性外傷または手術の経歴と,SOと整合した両側または反対側ブドウ膜炎の以降の発生に基づいてなされた。関連したパラメータとSOの発現の間のすべての関係を分析した。【結果】眼球損傷の9103例の患者(9776の眼)の中で,SOは18例で開放性眼球損傷の後に起こって出現率は0.37%で,2例(0.37%)で閉鎖性眼球損傷の硝子体切除術および他の2例で火傷した眼の穿孔で起こった。開放性眼球損傷について,年齢の正中値((36.72±13.59)歳,P=0.01)はSOの患者でより高かった。性,損傷型,uvea proplaps,1度またはマルチ眼内手術,一度またはマルチ硝子体切除術および眼内炎のSOの発生率への有意の効果はなかった。0.70%の眼内炎は,SOと同時に起こった。83.33%のSOは,損傷または最後の眼手術の後,1年以内に起こった。SOは,穿孔性火傷眼の眼球内容除去術の1週後に,他眼で発生した。良好な最終的な視力は,迅速な治療がなされた交感眼で得られた。【結論】開放性眼球損傷について,SO患者は比較的より年をとっていて,どんな損傷型でも等しい可能性でSOを誘発することができた。最初の開放性眼球損傷は,硝子体切除術を含む以降の眼内手術より,SOのトリガーとなり易かった。損傷の後の予防摘出は,推奨されない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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眼の臨床医学一般 
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