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J-GLOBAL ID：201002210594569790   整理番号：10A0456328

集中系モデルによる非線形圧力波の解析(第3報,急拡大・急縮小要素のモデル化)

Nonlinear Pressure Wave Analysis by Concentrated Mass Model(3rd Report, Modeling of Enlargement and Contraction Element)

著者 (3件)： 石川諭 (九大 大学院工学府) ,  近藤孝広 (九大 大学院工学研究院) ,  松崎健一郎 (九大 大学院工学研究院)
資料名： 日本機械学会論文集 C編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C)
巻： 76  号： 764  ページ： 800-808  発行年： 2010年04月25日 
JST資料番号： F0045B  ISSN： 0387-5024  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 配管内1次元非線形圧力波の問題に対して,著者らは既報において,流体を多自由度集中系にモデル化し,実用的な解析手法を提案した。また,分岐部の取扱いも可能にしている。本報では,集中系モデルにおける急拡大,急縮小部の取扱いを提案した。そして,膨張型消音器を取り付けた音響管による非線形圧力波の実験を行い,解析結果と比較を行った。その結果,解析結果は実験結果とよく一致し,急拡大,急縮小モデルの妥当性を検証できた。また,高調波共振などの非線形現象も再現できている。さらには,消音器を取り付けた場合の共振振動数や衝撃波の抑制,消音器の設計方法について考察した。(著者抄録)

シソーラス用語： *圧力波 ,  配管 ,  *波動伝搬 ,  非線形振動 ,  振動 ,  衝撃波 ,  モデリング ,  流体誘起振動
準シソーラス用語： *非線形圧力波

分類 (1件)： 流体波,流体振動  (BC02050Y)

引用文献 (10件)：

• 1) OKADA M. Analysis of Generation Mechanism for Abnormal Noise Emitted from Exhaust Outlet. Transactions of the Society of Automotive Engineer of Japan. (1986) vol.32, p.79-85.
• 2) ISHIKAWA S. Nonlinear Pressure Wave Analysis by Concentrated Mass Model. Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers, Series C. (2010) vol.76, no.761,
• 3) DAVIS D. D. Theoretical and Experimental Investigation of Mufflers with Comments on Engine-Exhaust Muffler Design. NACA Report. (1954) vol.1192, p.1-47.
• 4) The Japan Society of Mechanical Engineers ed. JSME Data Book Hydraulic Losses in Pipes and Ducts. The Japan Society of Mechanical Engineers. (1979) p.54-55.
• 5) LANDAU L. D. Fluid Mechanics. Tokyo Shoseki. (1971) vol.387,

タイトルに関連する用語 (8件)： モデル ,  非線形 ,  圧力波 ,  解析 ,  拡大 ,  縮小 ,  要素 ,  モデル化