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J-GLOBAL ID：201002210748629170   整理番号：10A1126228

山地流域における音響法を用いた流砂量観測

Bed Load Observation in a Mountainous Watershed by Hydrophone Equipments

著者 (5件)： 堤大三 (京大 防災研) ,  平澤良輔 (国土交通省 中部地方整備局 浜松河川国道事務所) ,  水山高久 (京大 大学院農学研究科) ,  志田正雄 (京大 防災研) ,  藤田正治 (京大 防災研)
資料名： 京都大学防災研究所年報(CD-ROM)  (Abstracts for Annuals. Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University (CD-ROM))
号： 53  ページ： ROMBUNNO.53B,57  発行年： 2010年10月20日 
JST資料番号： S0431B  ISSN： 0386-412X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 土砂災害の防止・軽減や山地域から河口にいたる流砂系の総合的な土砂管理を実践するためには,流砂量の把握が不可欠であり,そのためには有効な流砂量観測技術の確立が重要となる。ハイドロフォン流砂量計は,河床に設置した金属パイプにマイクロフォンを内蔵した,掃流砂を計測する装置である。岐阜県高山市に位置する京都大学防災研究所附属流域災害研究センター穂高砂防観測所では,観測対象流域である足洗谷の5箇所に掃流砂の総合的な観測を目的としてハイドロフォン流砂量計を設置している。2009年の出水期には,設置した5箇所全てのハイドロフォンで,同じ出水イベントの掃流砂パルスが正常に観測され,流域全体の土砂動態の検討が可能であることが示された。また,単粒径土砂や混合粒径土砂を用いた現地キャリブレーション実験によって,ハイドロフォンパルスと掃流砂量の関係を求め,それを用いてある程度正確に流砂量を算出できることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *山地流域 ,  管理 ,  *ハイドロホン ,  *流砂量 ,  河床 ,  観測装置 ,  流送土砂 ,  出水 ,  パルス
準シソーラス用語： キャリブレーション実験 ,  ハイドロフォンパルス ,  水系土砂管理 ,  掃流砂

分類 (1件)： 移動床,浮遊,沈殿などの水理  (RC10040U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 山地流域 ,  音響 ,  流砂量 ,  観測