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J-GLOBAL ID：201002210904289261   整理番号：10A0326846

組込み型GUIプロダクトライン開発への実践的アプローチ

著者 (5件)： 久代紀之 (三菱電機 住環境研開セ) ,  中田成憲 (三菱電機 住環境研開セ) ,  勝倉真 (三菱電機 住環境研開セ) ,  小泉吉秋 (三菱電機 住環境研開セ) ,  向井卓也 (三菱電機 住環境研開セ)
資料名： 情報処理学会シンポジウム論文集  (情報処理学会ワークショップ論文集)
巻： 2009  号： 10  ページ： 159-168  発行年： 2009年10月14日 
JST資料番号： Y0978B  ISSN： 1344-0640  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 家電機器などの低コストと短納期が要求される種々の組込み機器にGUI(Graphical User Interface)を実現することを目的としてプロダクトライン開発による開発効率化を試行した。組込み機器には,CPU能力とメモリ容量に強い制約があり,一般にGUI実現の難易度は高いとされる。その実現には,これら制約を熟知した異なる専門技術者の共同作業が必要となり,それら技術者間の仕様伝達のための仕様化作業が開発効率を悪化させる要因のひとつとなっている。また,プロダクトライン開発が前提とする設計再利用には,基本的にその実行環境にある程度の冗長性が要求されるが,組込み機器には,それと背反する強い制約がある。このミスマッチが最終段階で性能の未達などによる大きな手戻りを発生させ,開発効率を悪化させるもうひとつの大きな要因となっている。本研究では,これらプロダクトライン開発の適用を阻害する要因を整理し,GUI開発支援ツール,GUIエンジン搭載チップを開発することで,実用的な組込み型GUI機器開発用プロダクトライン開発を構築した。さらに,これらツールを用いて,ビル設備用コントローラを実装し開発効率の向上を実証した。(著者抄録)

シソーラス用語： 製品 ,  *製品開発 ,  *GUI【計算機】 ,  *計算機システム ,  記憶容量 ,  仕様記述 ,  技術者 ,  再利用 ,  機械 ,  ソフトウェア開発 ,  支援プログラム ,  半導体チップ ,  効率 ,  *組込みシステム
準シソーラス用語： ソフトウェアツール ,  開発効率 ,  *製品ライン ,  組込み機器

分類 (3件)： マーケティング  (KA06020W) ,  人間機械系  (IB03000G) ,  オペレーティングシステム  (JD03020J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 組込み ,  GUI ,  プロダクトライン ,  開発