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J-GLOBAL ID：201002210930697750   整理番号：10A0895922

コンクリート解体材からの6価クロム溶出の特性,簡易試験法および抑制対策に関する検討

著者 (4件)： 森濱和正 (土木研) ,  渡辺博志 (土木研) ,  片平博 (土木研) ,  新田弘之 (土木研)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 32  ページ： ROMBUNNO.1243  発行年： 2010年06月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート解体材は,そのほとんどが路盤材として再利用されているが,6価クロムの溶出が懸念されている。そのため,コンクリート解体材から溶出する6価クロムの溶出特性を環境庁告示46号(環告46号法)によって検討した。環告46号法は試験時間,コストなどに問題があるため,簡易な溶出試験方法(簡易法)についても検討した。さらに,解体材が安全に使用できるように溶出抑制対策について検討した。その結果,6価クロムの溶出は,中性化の進行,粒度が小さくなるとその濃度が高くなること,簡易法は環告46号法と相関関係が高い結果が得られること,還元材に高炉徐冷スラグを用いることは溶出抑制効果が高いことが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート ,  *解体 ,  *六価クロム ,  *溶出 ,  還元 ,  抑制 ,  高炉スラグ ,  溶出試験【化学物質】
準シソーラス用語： 高炉徐冷スラグ

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (7件)： コンクリート ,  解体 ,  6価クロム ,  溶出 ,  簡易 ,  試験法 ,  対策