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J-GLOBAL ID:201002211080060436   整理番号:10A0500593

ザトウクジラの自律受動音響検知分類の実時間法

A real-time method for autonomous passive acoustic detection-classification of humpback whales
著者 (3件):
資料名:
巻: 127  号:ページ: 2894  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,ザトウクジラの発声を実時間で,自律的に,検知と分類を同時に行う手法について,述べた。本手法は,北極クジラの終端音検知用のMellinger 氏,及び, Clark氏が使用したスペクトルグラム法[2000年,J. Acoust. Soc. Am誌,第107巻, 3518-3529頁]を,ザトウクジラ問題に適用した。その目的は,受動音響法により,ザトウクジラの有無を判定し,これを,実時間で,低いフォルスアラーム率で実行するシステムを実現することである。ザトウクジラの鳴き声が,多様性を有することから,複数の相関カーネルを用いた。また,本手法は,ザトウクジラは,長い時間に渡り,何度も発声する傾向があり,一定時間間隔において,複数の発声部を検知した場合のみ,同定できるという事実を生かしている。アラスカ,ハワイ,ステルワーゲン岸からのザトウクジラの発声を用いて,本アルゴリズムを訓練した。そして,2009年,2月と3月において,ハワイ州のカエナ・ポイントで取得された個々のデータについて,検証した。結果から,本アルゴリズムによって,実時間で,ザトウクジラを自律的に分類することができ,正確な分類の測定確率は,74%を上回り,且つ,フォルスアラームの測定確率は,1%を下回っていることが示された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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音響信号処理 
タイトルに関連する用語 (5件):
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