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J-GLOBAL ID:201002211348235145   整理番号:10A1379619

ノンネイティブ聴取者はネイティブ聴取者と同程度にマスキングから音声を発する空間手がかりから情報を得ているのか?

Do nonnative listeners benefit as much as native listeners from spatial cues that release speech from masking?
著者 (3件):
資料名:
巻: 52  号: 11-12  ページ: 919-929  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: W1590A  ISSN: 0167-6393  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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日常的コミュニケーションはより最適でない音響環境で生じることが多いため,そのような環境がどのようにノンネイティブ聴取者に影響を及ぼすのかを理解することが重要である。本研究では,英語のネイティブ話者およびノンネイティブ話者が,ターゲットおよびマスカーが同一場所に配置されているように思われる場合,そして,ターゲットおよびマスカーが異なる場所から現れるように見える場合,という2つの条件下において定常状態ノイズまたは二人のその他の話者によりマスクされた意味的に特異な文を反復されるように要求された場合,両者の音声認識能力の比較を行った。その結果,言語獲得年齢が後になればなるほどすべての条件下における音声認識に対する閾値がより高くなることが判明し,その結果,複雑な音響状況での音響マスキングからの音声情報の抽出能力は言語能力に依存していることを示唆した。しかしながら,興味深いことに,ネイティブおよびノンネイティブ聴取者は,音声ターゲットが音声またはノイズによりマスキングされているかどうかには非依存な形で,認識された空間分離(マスキングから音声を発する音響手がかり)から等しく利益を得ており,その結果,マスキングからの音声を発する音響的因子は言語能力により影響を受けないことを示唆した。さらに,ネイティブにおいてもノンネイティブにおいてもすべての個人における語彙スコアと音声認識閾値が相関を持っていた。音響学的に複雑な環境でのノンネイティブ聴取者に対するこれらの発見事項の意味について論じた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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応用心理学  ,  情報加工一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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