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J-GLOBAL ID:201002211626040989   整理番号:10A0857486

15-デオキシ-Δ12,14-プロスタグランジンJ2による乳癌細胞移動の調節: 抗転移治療の意味

Modulation of mammary cancer cell migration by 15-deoxy-Δ12,14-prostaglandin J2: implications for anti-metastatic therapy
著者 (11件):
資料名:
巻: 430  号:ページ: 69-78  発行年: 2010年08月15日 
JST資料番号: B0205A  ISSN: 0264-6021  CODEN: BIJOAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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低濃度での15-デオキシ-Δ12,14-プロスタグランジンJ2(15d-PGJ2)の作用機構を明らかにするために,15d-PGJ2の細胞骨格組織調節作用や乳癌細胞の移動に対する影響を検討した。細胞生存性,移動と接着斑分解とFアクチン細胞骨格構造に対する15d-PGJ2の作用に対する影響,さらに15d-PGJ2媒介性細胞骨格調節における直接的アクチン付加,PPARγ(ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ)とレドックスシグナル伝達経路の役割を調査した。15d-PGJ2は亜致死濃度で乳癌細胞の運動性を低下した。この作用に先立ち,F-アクチン細胞骨格の回転と著しい接着斑分解によるF-アクチン細胞骨格組織の広範囲な変化が生じることを見出した。また,これらの作用はPPARγ活性化や求電子剤による直接的アクチン修飾とは独立すると考えられた。p38シグナル伝達経路が,15d-PGJ2-誘導性変化の媒介において重要な役割を果すことを示した。求電子剤によるレドックスシグナル伝達経路の調節が,将来の抗転移治療の重要な構成要素であることを示唆する。
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分類 (2件):
分類
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腫ようの実験的治療  ,  その他の脊椎動物ホルモン 
物質索引 (1件):
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