抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自動車交通量にはわが国の人口・経済活動の動向に歩調を合わせたかのような推移が見られるが,交通量を何でもって把握するか(例えば発生トリップ数,走行台・キロ,道路を視点に考えれば通過台数,混雑度等)でその感触は異なってくるであろう。本稿では道路交通センサス「一般交通量調査1980,90,99」の時間帯別(7-19時)通過交通量(自動車台数)データを基本にして,トリップ主体の判断に帰因する時間帯別自動車利用のされかたを,時系列・都市規模別・都市圏内構造別に観察することで「交通量」に新たな質的考察を加えてみたい。総括的に言えば,1日単位での自動車利用における時間帯別での「平準化」即ち,時間帯別の交通量の変動が小さくなる傾向が見られるということであり,それはある意味でモータリゼーションの「深化」とも理解される。(著者抄録)