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J-GLOBAL ID:201002211790128234   整理番号:10A0722648

材料オントロジー:材料情報と知識の交換のための基盤構築

Materials Ontology: An Infrastructure for Exchanging Materials Information and Knowledge
著者 (1件):
資料名:
巻:ページ: 54-61 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: U0042A  ISSN: 1683-1470  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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ここに材料科学と材料工学に関する豊富な情報資源がある。それらは一次測定データであったり,数値シミュレーション法,デジタル化されたハンドブック,あるいはデジタルライブラリだったりする。しかし,これらの情報源は様々なフォーマットで,異なった用語の使い方で,あるいは異なった概念だったりする。このことが材料設計,あるいは材料開発や材料評価のために適当な情報を見つけることを難しくしている。この問題に対するひとつの解決法が,領域オントロジーと呼ばれる計算機可読なマップ上にこれらの情報資源をまとめてしまうことである。この領域オントロジーは,材料科学と材料工学で用いられている種々の概念間の関係とその概念を表現している。本報告は,オントロジー言語を用いてメタデータの記述標準を構築し,異種材料データベース間でのデータ交換を介して,この考えの妥当性を例示しようとする試みである。材料オントロジーは,物質,プロセス,環境,特性に対応していくつかの副オントロジーからなっているが,それらをオントロジー言語のセマンティックWeb(OWL)を使って開発した。この言語は,定義が柔軟で,材料情報の詳細構造を表すことができる。多機能な材料データフォーマットを,材料情報プラットフォームのコンポーネントとして材料オントロジー上で構築した。この材料情報フォーマットを用いて,日本国内にある2つの主要な材料科学研究機関にある異なった熱物性データベース間でのデータ交換を行った。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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技術の標準化・規格  ,  数理言語学 
引用文献 (12件):
  • Ashino, T. & Fujita, M. (2006) Definition of Web Ontology for Design-Oriented Material Selection. Data Science Journal 5, 52-63.
  • Ashino, T. & Oka, N. (2007) Development of Information Platform for Data Exchange between Heterogeneous Material Data Resources. Proceedings of PV 2007 Conference, Ensuring the Long-term Preservation and Value Adding to Scientific and Technical Data, Munich.
  • Bechhofer, S., van Harmelen, F., Hendler, J., Horrocks, I., McGuiness, D. L., Patel-Schneider, P. F., & Stein L. A. (2004) OWL Web Ontology Language Reference, W3C Recommendation 10 February 2004. Retrieved April 1, 2009 from the World Wide Web: http://www.w3.org/TR/owl-ref/
  • Cheung, K., Drennan, J., & Hunter , J. (2008) Towards an Ontology for Data-driven Discovery of New Materials. AAAI Workshop on Semantic Scientific Knowledge Integration, Stanford University, 26-28.
  • Clark, J. (Ed.) (1999) XSL Transformations (XSLT) Version 1.0, W3C Recommendation 16 November 1999, Retrieved April 1, 2009 from the World Wide Web: http://www.w3.org/TR/xslt
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