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J-GLOBAL ID：201002211871442332   整理番号：10A0506921

ポリ(トリメチレンテレフタレート)/多層カーボンナノチューブ複合材料の等温および非等温結晶化動力学および形態

Isothermal and Non-Isothermal Crystallization Kinetics and Morphology of Poly(trimethylene terephthalate)/Multiwalled Carbon Nanotube Composites

著者 (2件)： GUPTA Anju (Indian Inst. Technol., New Delhi, IND) ,  CHOUDHARY Veena (Indian Inst. Technol., New Delhi, IND)
資料名： Macromolecular Symposia  (Macromolecular Symposia)
巻： 290  ページ： 56-69  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0318C  ISSN： 1022-1360  CODEN： MSYMEC  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,各種量の多層カーボンナノチューブ(MWCNT)存在下でのポリ(トリメチレンテレフタレート)(PTT)/MWCNTナノ複合材料の等温および非等温条件下での結晶化挙動を検討した。その結果,MWCNTの取り込みが可なりPTTの結晶化挙動に影響していた。非等温および等温結晶化実験から,MWCNTの取り込みはPTTの結晶度に影響せずに,PTTの球状晶成長を制限している,ことが分った。核形成サイトが減少し,球状晶結晶粒が純PTTに比べて増加しており,即ちカーボンナノチューブは,結晶を成長するサイトを亢進すると同時にポリマの輸送能力を減らしていた。其処でより大きく更に完全な結晶が生成した。PTT/MWCNTナノ複合材料の非等温結晶化がMWCNT含量と冷却速度に大きく依存していた。MWCNTが低い冷却速度でのPTTの結晶化を促進しており,更にPTTの結晶寸法に影響していた。SEMとTEMから,コンパウンド化過程でナノチューブ束がバラケて,此処のナノチューブがポリママトリックス中に分散されている,のが分った。

シソーラス用語： *芳香族ポリエステル ,  *多層カーボンナノチューブ ,  *強化熱可塑性プラスチック ,  *結晶度 ,  *ナノ複合材料 ,  *核形成 ,  等温過程 ,  非等温過程 ,  晶析速度 ,  結晶形態 ,  球晶 ,  結晶成長 ,  能力 ,  結晶 ,  含有量 ,  冷却速度 ,  速度依存性 ,  結晶化 ,  混練 ,  配列 ,  分散【dispersion】
準シソーラス用語： ナノチューブアレイ ,  *ポリトリメチレンテレフタレート ,  完全結晶 ,  結晶化動力学 ,  輸送能力

分類 (4件)： 晶析  (XD02070T) ,  有機化合物の結晶成長  (BK13070E) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 多層カーボンナノチューブ ,  複合材料 ,  非等温結晶化 ,  動力学 ,  形態