抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本の農業用パイプラインの多くは,食糧増産の社会的要求に伴う農地開発が進むにつれて,水源の開発からこれを配水するための水路や分水施設などの建設が全国的な規模で行われた。これらの施設の多くは布設から40年以上を経過し,耐用年数を迎えようとしている。内水圧が作用するパイプラインの更新については,軸方向の伸縮量など多くの問題があるが,農・下水道で100万kmにおよぶパイプラインを効率的,かつ合理的に機能を保全するためには,非開削工法の技術が必要不可欠である。同時に埋設管の老朽度の評価から更新設計・施工さらには更生管の品質評価手法までの総合的な技術開発が急務になっている。内水圧が作用する管路の更生方法には実証的な蓄積が必要で,特に,耐震性を確保した更新技術の開発と実証的な検証は重大な課題である。