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J-GLOBAL ID:201002212120920235   整理番号:10A0173852

ポリクローナル抗体及びフローサイトメトリーを用いたClostridium tyrobutyricum胞子の検出

Detection of Clostridium tyrobutyricum spores using polyclonal antibodies and flow cytometry
著者 (6件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 488-498  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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チーズ製造における標記細菌の汚染はチーズの品質を損ない,重大な経済的損失をもたらす。この研究において,牛乳における標記細菌胞子の検出及び仮の同定のためのフローサイトメトリー(FCM)利用の実用性を調べた。蛍光標識ポリクローナル抗体による牛乳中の標記細菌胞子の特異的検出のための予備的試験として,通常使用される2つの蛍光分子のフルオレセインイソチオシアナート(FITC)及びアレキサフルオル488を評価した。その結果,アレキサフルオル488はFITCよりも優れていることを示した。蛍光分子アレキサフルオル488標識ポリクローナル抗体とFCMを組合わせた標記細菌胞子の検出限界は3log胞子/100ml牛乳であり,2h以内に測定できた。これらの結果から,FCMと蛍光標識特異的ポリクローナル抗体を組合わせた標記細菌胞子の簡単且つ迅速識別法を示し,この方法によりチーズ製造における標記細菌汚染を防止できることを示唆した。
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分類 (2件):
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微生物検査法  ,  原乳の品質と処理 
タイトルに関連する用語 (4件):
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