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J-GLOBAL ID：201002212300378730   整理番号：10A0489027

ニュージーランドにおけるエネルギー消費と経済成長 3変量および多変量モデルの結果

Energy consumption and economic growth in New Zealand: Results of trivariate and multivariate models

著者 (2件)： BARTLEET Matthew (Dep. of Economics and Finance, Massey Univ., Palmerston North, NZL) ,  GOUNDER Rukmani (Dep. of Economics and Finance, Massey Univ., Palmerston North, NZL)
資料名： Energy Policy  (Energy Policy)
巻： 38  号： 7  ページ： 3508-3517  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： H0246B  ISSN： 0301-4215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究ではニュージーランドにおけるエネルギー消費-成長の関係を検証した。エネルギーおよびマクロ経済変数の間の因果結合を,3変数需要側モデルおよび多変量生産モデルを使って検討した。1960~2004年の期間について長期および短期の関係を推定した。需要モデルの推定結果によって,エネルギー消費,実質GDPおよびエネルギー価格間の長期的関係を明らかにした。短期結果によって,実質GDPがフィードバックなしでエネルギー消費のGranger原因となっており,エネルギー需要が誘導された需要であるとする提案と一致することを示した。エネルギー価格はエネルギー消費結果に対して有意であることが分った。生産モデルの結果は,実質GDP,エネルギー消費および雇用間の長期的な関係を示した。実質GDPからエネルギー消費へのGranger因果律が明らかになり,ニュージーランドにおけるエネルギー消費は基本的に経済活動によって促進されるという新古典提案を裏付ける付加的な証拠となった。多変量生産モデルに資本を含めることによって,資本からエネルギー消費への短期因果律を明らかにした。また実質GDPおよび雇用の変化は実質資本の変化に対して著しい予測力を持っている。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *経済成長 ,  *エネルギー消費 ,  相関 ,  ニュージーランド ,  多変量解析 ,  期間 ,  短期 ,  因果律 ,  国内総生産 ,  価格 ,  雇用 ,  資本
準シソーラス用語： Granger因果律 ,  エネルギー価格 ,  長期

分類 (2件)： 産業経済  (KA02000Y) ,  エネルギーに関する技術・経済問題  (LA01050V)

タイトルに関連する用語 (6件)： ニュージーランド ,  エネルギー消費 ,  経済 ,  成長 ,  変量 ,  多変量モデル