抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,歩行者・自転車混在空間を対象に,事故の原因に危険と感じる距離に歩行者と自転車の間で認識のずれが生じているという仮説を立てた。歩行者の危険と感じる距離を実験により計測し,自転車利用者の危険と感じる距離を実際の街路での回避挙動として測定した。歩行者・自転車の危険と感じる距離を分析し速度が高くなるごとに危険と感じる距離は長くなる傾向にあること明らかにした。さらに,2変量正規分布を適用して歩行者の90%が安全と感じる自転車の回避開始距離を追い抜きやすれ違いなどの条件別に算出し,全データより6.0mと提案した。さらに,提案した指標を実際の空間においての適用事例を検討した。(著者抄録)